良い学校に入る意味は多くはいずれ社会人になった時に「良い会社の良い社員になるため」と就職を前提にしているわけですが、日本は既に昔とは違う社会構造となり、子供達が大人になる頃にはもっと変わっているだろう予想もつかない雰囲気が日本に漂っているこの頃ですね。
私の家のお隣に住んでいた幼なじみは、とにかく勉強して塾に通って → 良い学校に入って → 良い会社に入って → 会社馴染めずに辞めてしまった。そして亡くなってしまった・・。と言う親の願い通りにいつも頑張っていた友達がにいます・・。いつも勉強していて、順調に成績良く、勉強で挫折の機会もなかったと思います。でも社会は机に上の勉強で、乗り切れなかったのだと思います。
良い大学に入った事でその学校では下のレベルになってしまい、挫折したとか。就職してから職場で機転が効かなくて、コミニュケーションが辛いとか珍しい話ではないんですよね。
他にも『あなたのはダンスがあるじゃない。私は何もやりたいことがない。』と「良い大学に入るのを目標にしてきて入ったら、卒業後やりたい事も好きな事もない・・・とか、良い会社に入った事がゴールになって燃え尽きてしまったのか、上手く人間関係をこなせなかっったのかその辺りは分かりませんが、当時は『勉強する世界から別の環境に上手く移行できなかったのかな。』と思いました。
今の時代は、『多様性』とよく言われています。東大出のニートがいる昨今、学歴で幸せが決まる時代は終わりました。私のお隣に住んでいた幼なじみは、就職がゴールだったのか、やる事が無くなってしまったのか、人間関係がうまく行かなかったのか、ご両親も今も分からないままです。
その時に思ったことは、『勉強しなくていいとは思わないけど、親の希望に沿って生きているなんて、所有物と変わらない。おじさんとおばさんは自慢してたけど、死んじゃったじゃない・・本当は嫌だったんだ・・』と高校生の私は感じました。嫌だと言えなかったんでしょうね。
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それ以来、『私はお母さんとは別人格だから、私は自分のやりたい事だけする。』と言って、事ある毎に『お母さんの願いを叶えるために居るんじゃない。』と、言う様になりました。生意気ですね。 それまでも私は充分やりたい事しかやらない子供だったのですが、あの事件で更にパワーアップしたに違いありません。^^;
今でも私は成績と、将来の幸せの保証とは無関係だと思っています。これから世界は、尚更そういった傾向になるのではないでしょうか。 なぜなら幸せや楽しさは感じるもの。出して見せる事が出来ないものであるからこそ、『幸せ受信機』の性能が豊かであることは『かなりポイントが高い』、と思います。
どんな事にも楽しんで、面白がる心構えでいたら沢山の事が見えてくる様な気がします。もし感じる力と出力する力が弱ければ、同じ環境に居ながら楽しさや嬉しさを発見することは出来ず、それを発展させたいと思う事もないでしょう。
子供達が、いつもどうしたら楽しくなるのかを考える、楽しく生きる力がある人になってくれたらなぁ、といつも思っているのです。
『君は幸せ受信機』を持っているか? 子供のうちから、『そんなことで?』というくらい、フル回転で高感度で、いちいち楽しさを感じて欲しいなぁと思います。
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