ダンスはバランス！でも「生きている間」は誰もがバランスを取りまくっているのだ！！

女の子に見られる変化〜dance編

小学生後半の辺りで、女性になって行く女の子達が沢山います。過渡期の入口ですね。３〜６年生にかけて個人差はありながらも、体つきにも変化が出てきます。レッスン着のアンダーウエアも必要になってきたら、お母様にお話の上でご用意頂いています。

本人は幼いままで気にしていなくても、気持ちと外見のバランスが崩れる時期でもあります。私自身もダンスの教師に、身だしなみとして指導されましたが、ダンスのアンダーウエアから入った事がかえって自然に大人に移行する準備になっていた様に思います。

徐々に小学生の後半に向かって、見た目の変化と共に色々な面で微妙なバランスになります。友達同士でのおしゃべりの内容も食生活も、大人に近づいて行く様です。食欲がで出てくる子も多いです。食欲のまま食べているうちに出来ていたことが出来なくなったりするのは『急に体重が重くなってしまったから・・』、がほとんどです。

この頃は、大人になる自分を意識して、早目に自分の食生活を考える気持ちを持てる様になると、良い習慣に繋がるチャンスだと思います。しかし身長は伸ばしたい訳です。小学校高学年になってくると栄養素とカロリーを考えて、健康面でも自分の体のコントロールを意識できる様に、興味を持ってお話を聞いてくれたりするようになる時期です。

気持ちも体重も、自分の事は自分でバランスをとる事に少しづつ慣れる意識が漂い始めます。それはお友達が先かもしれないし、自分かもしれません。

すぐに太る・・・なんで？

最近では脂肪細胞の数は３歳までの生活で決まると言われていますが、思春期も侮れない時期です。しかも一度増えた脂肪細胞の数が減る事はないとなると、すぐに太れる用意のある体になってしまう訳ですね。そう考えると、将来の肥満予防としても、今整えておきたいポイントと言えます。

やはり子どもにとっては『家庭で与えられる食生活』が基本です。子供の頃に成長期と称して肥満を許してしまうと、大人になってからもいつでも太れる体と、ずっと付き合って行かなければならなくなります。　

縦方向に成長するためにも、この時期特に入ったと思ったら、『お風呂上がりに体重計に乗る』『お菓子は日曜日に楽しむ』など、是非カロリーを考えて栄養素を摂取できるお食事をコントロールしてあげたい時です。

すでに小学生は自分の体型を他の子供達と比べ始めます。子供であっても大人と同様に、自信を失う要素になるものの一つです。それだけでなく、日々の脂肪の蓄積は健康に関わる見逃せない部分です。

特に女性であるお母様方は、子供達の健康と美しさに関わる事に気を配られている方が多く、身体の変化同様よくご相談を受ける事柄です。食生活の習慣は、ご家庭によりそれぞれですので、方法もまたそれぞれです。少しの工夫が子供にとって、良い道しるべになっていると感じています。

あまり思い出す事はないかも知れませんが、小学生の内に女の子がどんどん変化していくことは『ちょっと前は女の子だった』女性は皆んな経験済みです。　そして時と共に、その環境も少しずつ違って来ているのも感じます。

パッと見ただけでは分からない気持ちや体の変化も含めて、ダンスだけが一人歩きするのではなく、他の何かが置いて行かれてしまわない様に、バランスがとれているか『見守られる時間を過ごす』安心感が大切なのではないかと思います。それがまた、ダンスの上達も支えている様に思います。

ダンスはそのほとんどがバランスを整えるレッスンと言えます。ダンスはそのほとんどがバランスを整えるレッスンと言えます。生きている間、あらゆるバランスをとり続けている連続の様に思えませんか？『生きていることはバランスをとる事』なのかも知れません。

子供達にはダンスでバランスのレッスンをしながら、沢山のバランスに出会って、子供のうちに自分なりの『心地よいバランス』を一つでも多く見つけて欲しいと思います。

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